人と社会について、根本的に調べる研究をしている。
研究するって、研究だけがあるんじゃなくて、研究を支える人たちがいつから、研究がつづけられる。
それから、ここでは、研究するだけではなく、実験したり実用化しようとするたくさんの人たちがいる。
人と社会について、研究・実験・実用化を、こんなに大がかりにやってる所は、他にないんじゃないかと思う。

人と社会についてやってきて、とても重要だなと思うことの一つは「人を知る」ということ。
今の世の中って、人間が一番手を焼いているのは、人間のことだと思う。
「人のことを知らない」「人のことが分からない」まま、出てくる問題に振り回されているようだ。「人間って困ったものだ」と。
「人を知る」それには、最も身近な人、つまり「自分を知る」ということからだと思う。
「自分を知る」ということをやらないで「人を知る」なんて無理だと思う。案外、これをやっていないと思う。
医者も教師も学者も政治家も、人に関わる大事な仕事をしている訳だけど、「自分を知る」ことをやっていないことが多いと思う。