理解を補助する講座を

研究所サロンを毎月開催するようになって、丸2年、25回を数える。
研究活動の内容を紹介して、触れてもらい、知ってもらおうとの趣旨だったかな。
研究所サロンに出席して、自分を検べる機会の必要性を感じて、研修センターの各コースに、参加するようになった人も、随分いると思う。
研究活動を大まかに言うと・・・、
人や社会の諸々について、正常な状態・理に適った姿の論理的な解明と、それらを実現する道筋の確立。っていう感じかな・・・。
ハッキリ言って・・・、
このような研究活動で見出されることって、いくら自分を検べても、出て来ないことでね。これは、確かにそう言えると思う。
研究によって、自分を検べることの重要さが明らかになって、それを実施する方法などの考案をやってきてる訳だけど・・・、
それを体験して、自分を検べることの重要さは実感できても、その理論を知るには至らないだろう。(知る必要はないけど・・・)

人や社会について、聞いたり読んだりして、頭で分かったつもりになっても、実は、使いものにならない。
やはり、自分を検べて、人としての自分、社会としての人と人を身をもって知ることで、そのための「ライフセンター」
その上で・・・、
人や社会について、知る機会を。
「研究所サロン」は、そういう面もあるんだけど・・・、
「自分を検べる」という観点がないと、サロンで聞いたことは、「ただ聞いた」だけに留まる。
「研究所サロン」での発表内容は、研究活動によって解明されてきたことの概要の紹介であって、内容の理解には至らない。
人や社会について、また、実現への道筋など、明らかになってきても、それを理解する機会がないとね。

つまり、「ライフセンター」「研究所サロン」だけでは、理解を深める機会にはならない。
そこで出てきたのが・・・、
「理解を深める講座」を設けようというもの。
「研究所サロン」で発表している内容などを、数ヶ月かけて、数人で質疑応答の場を持ち、理解を深めようとする機会。
和貴さんのブログでは「コミュニティカレッジ」という表現で紹介されいている。
これは、誰にも関わることだから、誰でも参加できる訳だけど、やはり、自分を検べる観点がシッカリしてないと、理解には至らないから、順序や条件が要ると思うけどね。
今春、SCS(鈴鹿カルチャーステーション)も始まることだし、そこを活用して、大人向けの定時制カレッジを設けていきたい。
理 ・ 本 質 | - | -