自分を守ろうとする観念

猛獣が、他の動物を威嚇するのは・・・? 「自分を守ろうとする」ところから来てると思う。
ヤーさんが、すごんで見せたり暴力ふるうのも「自分を守ろうとする」ところから来ている。
怒 り や 悪 感 情 に つ い て
弱い立場の人の怒りは、「自分を守ろうとする」ものだということは、案外わかり易い。
でも・・・、
上司が部下に怒る。刑事や警察が犯人に怒る。先生や親が子どもに怒る。
悪人や不正な人を糾弾する、たたく、非難する、とがめる。
正義や倫理を掲げているけど、「自分を守ろうとしている」
人や組織に対しての怒りや悪感情って、その人や組織の悪いところを上げて理由づけしてるけど・・・、よーく、よーく、怒りや悪感情の内面・出どころを観てみると・・・、
やはり、何か強く自分を守ろうとしてる・・・
それをしないと、自分が負かされちゃう、侵されちゃう、みたいな・・・
鈴鹿に来た頃よくあったなー(今でもあるか・・・)
前にいた組織のことを、とっても悪く言う。悪いところばかり言う。
なぜ、そんなにその組織のこと、気にいらんのかな?
組織の内容からすれば、もっと悪い組織は世界中にたくさんあるだろうに・・・、
なぜ、その組織のことばかり、目の仇みたいにして言うんかな?
やはり、そう言わないではおれない自分、自分を守りたい一身なんだろうな。
相手の非を突いて、批判しているようだけど、悪感情を抱いて嫌な気分になったりしてる。
ずっと遠くの人や組織が、もっとひどい事しても、批判はするが、悪感情を抱いたりしない。
つまり、人の言動に感情を害すってのは・・・、
全部とは言わないけれど、その多くは「自分を守ろうとする」ところから来てると思う。
政治家も、警察も、教師も・・・、怒るよね。公の正義を盾にしてるけど・・・、その内実は・・・?

それから、それから、ここからが肝心で・・・、
なぜ、そんなに、自分を守ろうとするのか。
不必要に自分を守ろうとしなければ、怒りや争いは無くなるんだけどね。
怒りや悪感情の本質(この言葉よくない)・・・に迫る。
自分が侵されるかのように思ってしまう「強迫観念」ね・・・。(植えつけられたもの)
心の安定、つまり 「安心」 にかかわる、人の根幹の問題
最近こんなことやってます。
人 間 観 | - | -