人間性と 獣性と

これは、とっても空想的な、頭の中の遊びなんだけど・・・
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大昔の人間には、人間性一色といえるような種がいたんじゃないかなぁと思う。
 (ほとんど知性と情と・・・みたいな人種)
でも、そういう種であるが故に、滅びてしまったんじゃないだろうか。その理由は・・・、
 ○ 自然災害や急激な気象・環境変化に順応しきれなかった。
 ○ 他の動物に襲われても戦うことを知らず、逃げるか喰われるしかなかった。
 ○ 獣性の勝る繁殖力の強い人種に圧倒され、滅びてしまった。
・・・で、獣性があるが故に生き残れた種が、今日の人間なのかなと思う。
何が言いたいか、というと、つまり、今の人間は、人間性と獣性と両面を具えている。
どれほどの濃さか、比率か、分からないけど・・・。
遺伝形質っていうのかな・・・、おそらく獣性が優性で、人間性は劣性で、
放っておいたら、優性の因子が増大しはびこると思う。
環境適応性変化(体質改造)は、一代でもその人の因子に大きく影響を及ぼすものと思われ、
獣性を引き出さないで、人間性を引き出し育て、そのような社会環境で代を重ねると、
急速に人間性の濃い種になっていくと思う。

そこで問題になるのは、再び、滅ぼされてしまうのではないか。
自然災害などや他の動物などから身を守るのは、知性や技術の発揮によって容易だろう。
一番大きな問題は、同じ人間が持っている獣性に圧倒されてしまうのではないか。
同じ人間だから、知性も情もある。でも獣性が引き出されて、それで人間性を圧倒する。
多かれ少なかれ、地球の各地で、いつの時代も、それが繰り返されてきたのではないか。
戦争はもちろんのこと、政治でも経済でも、獣性の勝る方が主導権を握る。
それは、力の優劣で、価値判断する人間世界になっているから。
人間らしさ、人間性を大切にする価値観を育てることと、
それらが、獣性による力
(政治・経済・思想・宗教など)に潰されないようにすること。

まあ、以上、思いつきで、つづきは、またの機会に・・・。
人 間 観 | - | -