運営の根幹に関わることなので・・・

コミュニティ運営への問い応えて・・・
みんなで一致して・・・とか、合議制で・・・とか、
そのような「決め事を設けていない」というのが大きいと思います。
賛成したい人は賛成する。 反対したい人は反対する。
やりたい人はやる。 やりたくない人はやらない。
・・・というシンプルさで一貫していると思います。
当たり前と言えば当たり前ですが、既成社会通念では、こうはいかないでしょう。
  (決まった事は、やりたくなくても、やらなければならない・・・?)
  (やりたいけど、反対する人がいるので、やれない・・・等?)

いくら反対する人がいても、やろうとするのは、その人ですから・・・。
また、いくら賛同者が多くいて、皆でやろう・・・となっても、
やるかやらないかは当事者の意志ですから。
やるも、やめるも、許可も認可も要りません。
許可や認可ということ自体、誰が誰にどうすることなのか・・・調べてみると面白い。
  (許すとか許さないとか人間の意識上のことなのに、
   許されるとできる、許されないとできない、と思い込んでる・・・?)


いくら、やるという意志がハッキリした人でも、他の人の協力が要ることならば、協力する人がいなければ実行できませんね。
つまり、誰かの意志とか、決まった事に従う人はいなくて、全て個々の自由意志によって営まれていくということです。
『SCIENZ』創刊0号に掲載されている・・・
自発的自由意志」「そうなっている社会」「法律や規則はどこにあるか」等の課題にも通じます。

ある意味では、いくら相談して、やろうと決まった事でも、そこを自らやるという人が現れなければ、ちっとも進まないということもあります。 
命令や義務や責任がない・・・ということは、簡単そうに聞こえますが、今の社会では考えられないことでしょう。
しかし、ここでは、それを現実の社会で実証しようとして行なっています。
現行社会から見ると、恐ろしいほどの実態かもしれません。

社会運営・組織運営ということでは、既成社会通念を根幹から覆すようなものだと思います。
議論の前に、具体的に現実的に、じっくり考察してみてください。
そして、また疑問など、投げかけてください。
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