研究所サロンに参加して Ⅲ

 研究所サロンで「固定する思考」という話を聞きながら、「最近孫ホジョンは抱いても中々泣きやまなくなったな、前はこんなじゃなかったのに」みたいに思うことが多いが、そういう自分の中にも「固定する思考」があったのかなと思った。

 1~2ヶ月のころはホジョンが泣いているときに、娘や妻(あるときは自分)が抱いてやると泣きやむことが多かった。そういうときに「抱いたからホジョンが泣きやんだ」みたいな思い方をしていたようだ。毎回毎回そのように決めて見ていたというわけでもないのだろうが。それがいつしか固定したものになっていたのだろうか?・・「前はこんなじゃなかったのに」みたいに思うところからすると・・

 「抱く(原因)→泣き止む(結果)」という「固定する思考」が自分の中にあって、それに合わない事態に直面して心が(少し?)ゆれたのか?・・ん?それに合わない事態って何?

 今度は「大きくなるとこんな感じになるのかな」と別の見方をとろうとする。見方も思考も、どうも何か固定する方に向かいそう。固定化(固定する思考)が日常化している?

 よく考えてみれば、孫の実際をそう簡単に説明できるわけないのに、とは思うが・・
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