研究所サロンに参加して Ⅱ

 昨日の研究所サロンの最初の方に「固定する思考」という話があった。

 今朝散歩の途中、信号のある横断歩道を渡ろうとしたときのことだが、30mぐらい手前に来たとき信号が青に変わった。「オッ!」と思って、ちょっと走って道路を渡った。

 それから3分ぐらいしてから、そのときのことが思い出された。青と見てすぐ走ったなと思った。「青のうちに渡らなくっちゃ」という意識が働いたようだ。考えてみると、いつも早朝の散歩のときは、その横断歩道は信号が赤でも車が来るか来ないか確認して渡っている。なのにさっきは青と見てとっさに身体が反応したようだった。

 「青だから渡る」という(習慣)が身体に染み付いているようだ。それは「青ーだからー渡る」という「固定する思考」で自分が行動したということか?それと、赤のときに道路を渡る場合でも「赤でも、朝は車がほとんどないから」みたいな、ちょっと特別な?意識になっていて、その底には「青ーだからー渡る」という「固定する思考」があることに変わりないのでは?

 自分の中の「固定する思考」にも中々気付きにくいみたいだ。
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