心の健康メモ8

心と体の健康に焦点を当てた日常生活とはどんなものだろうか?

体と同じように、心についても、ちょっとした変化に気づくほど常に意識を心に向けているのだろうか?
様々な出来事に対して、見たり聞いたりして捉えているわけだが、その一つ一つについて心がどう反応しているのかを常に見ているのだろうか?
自分に向かい合うといっても、そういう時間を持つとかではなく、常に自分の心に向かい合っている状態で生きているということだろうか?

今の自分は、あまりにも心に向かい合っていない日常だからか、一々そんなことするのはめんどうくさいと思ったりもする。でもそう思うのは、もしかしたら自分の心の状態をキャッチする能力を今まで発達させてきていないからかもしれない。体とか現象に対しての能力はけっこうつけてきているが。社会的にも心に向かい合う能力というか、智慧の開発に焦点が当たってはいなかったのだろう。

今、その必要性を感じる。というのは、心が健康になるためには、心の異常、間違いをキャッチする必要があり、そのためには自分の心の状態を常に把握している必要もあるから。異常・間違いに気づいたら、その原因を見つけて取り除くという智慧による作業を行って、正常な状態に戻すこと。体についても心についてもそういう意識と智慧を持って日常を暮らす。 (つづく)
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