心の健康メモ7

健康に健やかに暮らしていきたいと誰しも願うことだろう。幸福な人生像と重なってくる。でも願っているからそういう暮らしができるかといえば、実際はそうでもない。もっと深く焦点を当てて考えてみたい。

繰り返しになるが、健康の意味は体と心の状態が良いこと。国語辞書の意味もそうなっている。体については、毎年健康診断を受け、様々な検査によるデータを分析して異常の早期発見に努めている。食事内容にも気をつけ、ヘルスメーターに毎日のようにのって太りすぎ、痩せすぎをチェック。数値化されない体の微妙な変化にも関心が高く、ちょっと調子が悪いな、疲れ気味だな、熱っぽいななどと敏感に感じ取ろうとしている。異常に気づけば、すぐに原因を考えて気をつけるし、場合によっては入院し治療に専念したりもする。

一方、心の面についてはどうだろう。体の健康に気をつけるほどやっているだろうか。頭では心の健康の大切さは理解しているつもりだ。しかし毎日の生活の中で、体ほどの関心は持っていない実態に気づく。なぜだろう?やはり焦点が合っていないのだろうか?それとも具体的に何を気をつけたらよいか、方法がわからないからだろうか? (つづく)
心の健康メモ | - | -