心の健康メモ4

明るく見える  暗く見える
軽く見える   重く見える
良く見える   悪く見える
正しく見える  間違って見える

見え方によって、快適になったり不快になったり、安心に思ったり不安になったりの心の反応。好き、嫌いが行動の基準になりやすい。
同じものを見て、人によって明るく見えたり暗く見えたりするのは何故か?
この心の反応は何に反応しているのだろうか?

「良く見たり悪く見たりする物差しを外し、現状ありのままを見る」

心の状態は見え方に影響される。心が健康な状態になる見え方となるためにはどうしたらよいのだろうか?
段階的に考えてみると、
1.人によって明るく見えたり暗く見えたりする物差し・基準がその人の中にあることの自覚。
2.物差し・基準がなくなるというよりは、固定しない、決めつけにならない、気づいて外せる状態になるということだろうか。
3.物差し・基準を外して、事実をありのまま見ようとすること。
4.事実をありのまま見たときの心の反応を知る。心が健康な状態。

固定した物差し・基準を持って見ていることに対して、心が明るくなったり暗くなったりの反応をしている状態と、
物差し・基準を外して、そのままの事実を見ることで反応する心の状態とのちがい。
心が健康な状態とは、明るい-暗い、軽い-重い、良い-悪いというのと質の異なる心の反応。言葉での表現は難しいが、少なくとも不安というのがない状態と言えるだろうか。
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