【 土曜 研究会 】

どんな組織や団体にも、必ずといっていいほど、人間関係の問題が生じる。
そこで、人と人の親しさが、如何に大切かという共通の課題にはなるが、
そこに大きな認識の違いが明らかになることが多い。
☆ 元々は親しくないというベースから、親しくしようとする。
☆ 何かの活動をするために、人と人との親しさが必要だとしている。
このような発想が一般的のようだが、これだと出発点も目的も全く違っている。

※ 人間関係問題の原因をハッキリ知って、人間同士本来の親しさに立ち還る。
※ 揺るぎようのない親しさで繋がる社会が目的。そのために何が必要か。
ここが核心となる。何かをやる前に、この根本的な違いを知る。

一般的に、何か活動することで良い社会を実現しようとして、その活動に人が集まる。
最初から、「活動」が主題で、「人と人のこと」は、副題になっている。
活動する前の活動する人達の状態(間柄)や如何に・・・。
人間関係を大切にしているようでも、この根本的な違いに気づけるか、どうか。
そこを実感し、ハッキリ知るための、「アズワンコミュニティ」 と 「サイエンズスクール」 として・・・。
それには、もっともっと究明と検討を・・・。     つづく
土曜研究会 | - | -

【 土曜 研究会 】

隔てや囲いなく本質的なものを指向する気風が高まる中、
個々別々に囲いたい訳ではないが、現状の社会の仕組みの中では、
個々で賄い、自分でなんとかしようという発想が、つい先に立つ。

アズワンコミュニティに於ける「コミュニティオフィス」や「ライフストアー」の試みが、今までにない新しい社会機構のモデルになりそうだ。
既に、家計や生活経済を刷新できる人が多く現われている。
それに身合った仕組みにすると、個々に現金を扱う必要が殆どなくなる。
見た目には既成の一般家庭と変わらないけど、その内実は、収入・支出・貯蓄など、家計の全てがオープンで見通しの良い状態。
そうできるお互いの間柄と、そうできる仕組みや運営によって・・・。
土曜研究会 | - | -

研究記録

サイエンズ研究所の活動の記録です。
現在の「アズワンネットワーク」や「サイエンズスクール」のベースにもなっています。
ブログ形式ですが、2005年からのものを掲載しています。
記事の内容を大まかに、3つのカテゴリーに分類してみました。
 ○ 理・本質 について
 ○ 人間観 について
 ○ 社会観 について


その他
   研究レポート(~2009.6)
研究記録 | - | -

研究レポート

< 研究レポート >
幼児の発育 印象記 井川道男 2009.06~07
人間観について 井川道男 2009.02
心の健康 井川道男 2009.01
「知る」とは 井川道男 2008.12
観点というもの 井川道男 2008.12
人間について 中井朱実 2008.08~11
迷信・誤信についての考察 小野雅司 2008.09~10
内観にみる人間観 井川道男 2008.10
内観コースに小学生を受け入れて 井川道男 2008.08
問題解消の方法について 井川道男 2008.06
内観コースに一青年を受け入れて 井川道男 2008.05
本質的なものに重点をおく  杉江優滋 2008.04~05
社会観の元となる人間観 井川道男 2008.02
自立した社会人 小野雅司 2008.01~03
「聞く」ついて雑考 井川道男 2007.12
内観法(内観コース) 井川道男 2007.11
社会構成の基本 小野雅司 2007.10~11
「話し合い」の実現 小野雅司 2007.9~10
自分を知るための内観コース 井川道男 2007.08
豊かさ 喜び 杉江優滋 2007.06
客観的に観察する能力 真保俊幸 2007.02~04
職場解放区を考える(続き) 小野雅司 2006.10~11
自分を知るための研修生コース 小野雅司 2006.10~11
試論(内観体験から) 井川道男 2006.10
内観法について 井川道男 2006.10
内観の体験の中から 井川道男 2006.09
自分を知るための内観コース 小野雅司 2006.06~09
職場解放区を考える 小野雅司 2006.05~09
「完全専門分業」を探る 小野雅司 2006.01~04
我執の研究 小野雅司 2006.01~02
生涯学究制と内観法について 小野雅司 2006.02~03
理知的生活のすすめ 真保俊幸 2006.01
私の社会像 杉江優滋 2005.09
心の健康メモ 真保俊幸 2005.06
お金について 小野雅司 2005.04
自由な社会 平等な社会 杉江優滋 2004.04
幸福社会実現のための社会モデル 真保俊幸 2004.03
幸福な人生 快適な社会 杉江優滋 2003.06
研究記録 | - | -

【 土曜 研究会 】

アズワンコミュニティを見て、その元にどんな考えがあるのか、関心を抱く人がいる。
ベースになっている考え方があるから、今の実態があるのか。
それだけなら、あり方・考え方・思想を踏襲して維持する、保守的なものになるだろう。
偉大な教えや思想に始まる歴史の殆どが、それを繰り返している。

もっとも重要なのは、元になる思想や考え方を練り直し、目的との結びつきを知り、実現のための研究機会に重点をおくことだと思う。
何を重要視し、何に重点をおいているかの現われが、アズワンコミュニティの実態。

元になっている考えを知ればできるというものではない。
これが、「今までにない新しい社会」の焦点ではないだろうか。
土曜研究会 | - | -