【 土曜研究会 】

≪ 競 争 は 要 ら な い ≫
戦争は否定するのに、競争は否定しない人が多い。
競争は必要だと思っている人もいる。
資本主義では、競争しなければ存続できないのか。
もともと誰もが競争したくて競争しているわけではない。
おとなには競争しない選択肢もあるが、
子供は有無を言わさず競争社会に入れられる。
人間が生きていくのに、なぜ競争する必要があるのか。
豊かな社会に競争は要らない。
進歩するのに競争は要らない。
政治活動にも産業活動にも競争は要らない。
競争による心身の疲弊、物資やエネルギーの浪費は莫大。
持続可能な社会は、競争の要らない社会。
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【 土曜研究会 】

「本質的なもの」 は、何よりも重要で欠かせないけれど、
それがそのまま普及するわけじゃない。

例えば、物理学や生物学で、いかに確証されたことでも、それを実用に結びつく方法や製品に持っていかなければ、活用されないし普及しない。

人間や社会についての本質や本来性。
ここで、明らかにされ、最も重点をおいているとしても、
活用され普及していくには、製品?化。 実用化。
アズワンコミュニティを紹介する際はここを!
アズワンカンパニーを紹介する際はこれを!
これからの目玉として、紹介できるものに焦点を。

「誰にも分かりやすく」という検討機会によって、基盤となる本題がより明らかになってくるような・・・、面白い研究会だった。
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【 土曜 研究会 】

精神面に強い関心があって、心の大切さを思う人でも、日常は・・・となると、
身近な人や共に活動する人の技術や能力、知識や経験、個性や持ち味などの視点で「その人」を捉えていることが多い。
今の社会全体が、政治家、実業家、文化人、その他の有名人についても、実績や評価などを捉えて、「その人」としていることが多い。

今、接している、見ている「その人」の精神面は? 心の状態は?
今の一般通念では、技術や能力、実績や評価で「その人」を捉えているから、「その人の心の状態は?」 という観点が育たない。

精神面に強い関心があって、心の大切さを思う人たちの活動でも、
そういう活動をしている人たち自身の心の状態ってどうなんだろうか。
能力や実績で立派な人と言われるような人でも、「その人」の精神面は? 心の状態は?

良いこと言って 良いことやれば・・・、正しいこと言って 正しいことやれば・・・、本当に良い社会になる・・・とは限らない。
そう言ってる「その人」、それやってる「その人」の内面次第と思う。
つい、言ってること、やってること、に流されてしまう。惑わされやすい。

アズワンコミュニティでは、少なくとも、良いこと言う人、良いこと一生懸命やる人、そういうのに惑わされないね。
そう言ってる、それやってる「その人」の内面はどうか・・・に関心が行く。

技術や能力、知識や経験もあるけれど、先ず何よりも、全ての人の内面に重点をおける社会。これは革命的なことだと思う。
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【 土曜 研究会 】

社会で最も大切なのは「制度・機構」という話題から・・・。
でも、一般的に日常は、制度・機構には、無意識・無関心で、
現存する経済機構や法制の上で、「どうしていくか」で生きている。

コミュニティづくり、地域社会づくり、制度・機構が最も大切。
でも、そこに焦点を当てて検討することもなく、ルールや運営を「どうするか」というのが多い。
つまり、制度・機構のない 根なし草のような組織で、その時々の運営で済ませている。
あるいは、既成社会の制度・機構のまま、新しい社会をやろうとして、矛盾や齟齬を来たして、妥協点を見出すことに労している。

社会やコミュニティのビジョンがあっても、それ用の「制度・機構」を確立できるかどうか、にかかっていると思う。
社会づくり、コミュニティづくりは、即ち、制度・機構の確立とも言えるのかもしれない。
新しい「制度・機構」の上で営まれる暮らしや産業や各種の活動や、そこに生まれる社会気風が、新しい社会の実態と言えるだろう。

まずは、「制度・機構」とは何かをハッキリ知ることから。
そして、アズワンコミュニティの試みを通じて、新しい社会の制度・機構を検討し、検証していこう。
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【 土曜 研究会 】

「自分の感覚を自覚する」
「人間の考えとはどういうものかと人間の考えで調べる」
そこから、「なににでも実在する本質を探究する」
これは、いわゆる「メタ思考」的かもね。という話から。
ソクラテスや形而上学の話になって。

人間の質って、数万年前も全く変わらない。
自然な進化っていうのは、何百万年、何千万年を経て、変わっていくのだろう。
進化だけでなく、退化するものもある。
人間に備わっている機能。知能も使われなければ退化するだろう。
形而下ばかりに人間が偏っていると、形而上という機能は退化するかも。

争いや不安、悪感情や心理的圧迫、競争や自己防衛など、「癒しの要る」、「ストレスのある」、そういう人間の状態で、【 冷静客観・メタ思考 】などといっても無理だろう。

本当に人間らしさが発揮されるには、豊富な物資・安定経済と疑い警戒のない人と人の親しさが必要不可欠のベースだろう。
これは、個人の努力で得られるものでなく、そういう人的環境、社会環境によって。
コミュニティづくりを先決課題とする所以。
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