社会構成の要素として


● サイエンズ スクール

 人間が決めた規範や子供の頃から身に付いた観念によって、自分を縛ったり、互いに縛り合ったりすることなく、各自の無限の可能性や固有の持ち味を、自由活発に発揮し合うために、先ず自分自身を固定した観念から解放し、本当の自分を見出し、自分ならではの生き方を見つけ出し、生涯を通して学び育つための制度です。

● アズワン鈴鹿コミュニティ

 ひとりひとりの人間性の涵養に重点を置き、それに応じた暮らしや社会的持ち場が実現するよう、産業構成や職場組織、生活環境や文化活動など、既存の法規や個々の力量による制約を補完し、人の安心・満足を最優先にする社会体制です。
 結婚・出産・育児・学育・就職・趣味・職業・家庭・家族・学問・芸術・技能・衣食住・経済など、生活の凡ての事柄について、相談し合い、協力し合い、誰もが本当に豊かで安定した幸福生活が営めるよう、育ち合い、高め合う暮らしです。
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人 と 社会のあゆみ


■ 固定・停滞なく、改良・前進する社会システム

誰もが豊かに安心して暮らせる社会を作ろうとする趣旨に賛同する人たちの試みとして「アズワン鈴鹿コミュニティ」が三重県鈴鹿市で始まり、人としての成長をサポートする「サイエンズスクール」が生まれました。
これらの活動を通して、人間や社会について根本的に研究する機関の必要性が明らかになり、「サイエンズ研究所」が発足しました。
サイエンズ研究所では、人間や社会についての本質を探究することを基盤にして、常に現状の分析・解明・検討が行われ、その研究内容がアズワン鈴鹿コミュニティやサイエンズスクールなどに、試され生かされています。
実際の暮らしや社会活動との密接な繋がりの中に、サイエンズ研究所の活動があります。
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社会モデル

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研究と実現

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趣 旨 と 概 要

■ 趣 旨
 人間と社会の研究を基礎として、人間の本来性に適った社会を実現する。

■ 概 要
 近年、科学技術の発達により、物質文明は目覚しい進歩を遂げています。
 一方、人間社会については、さまざまな問題があり、その対処や是正に多くのエネルギーを費やしていますが、誰もが安心して暮らせる社会が実現しているとは言えません。
 それは、問題の根本的原因や人間の本来性の解明が十分になされていないからではないでしょうか。
 サイエンズ研究所では、人間性や社会組織の本質を科学的に探究し、人間の本来性に基づく社会実現への道筋の解明と方法の考案を活動のベースとしています。
 怒りや争い、差別や貧困などのない、人間らしい知性と情の溢れる、新しい社会システムを実現する研究と実験を行っています。

■ 「サイエンズ」について
 SCIENZ とは、Scientific Investigation of Essential Nature(本質の科学的探究)と Zero(零・無・空などの意味)の頭文字によるものです。

「本質の科学的探究」をやさしく言うと、どこまでも「分かった」「できた」等、結論づけない営みとも言えます。
 人の言動や、あらゆる事象について、固定・停滞なく、ゼロから、その背景や元にある内面・真相・原理を知ろうとする考え方を「サイエンズ」と呼んでいます。
 サイエンズの目的は、あらゆる物事の本質を探究・解明して、そのものらしく生かすことにあります。
 それは、人間を知り、人間らしく生きる営みとも言えます。

■ 人間らしく生きられる社会システムとして
 安心と豊かさに満ちた快適な人生は、個人の意志や力のみで成立するものではなく、人間らしく生きられる環境(社会)が必要だと考えています。
 その一環として、人間性を養い、その人らしさを発揮するための機関として、サイエンズスクールを設けています。
 また、義務も責任も要らない運営機構、お金を介さない経済機構など、自由意志調和型社会の試みとして、アズワン鈴鹿コミュニティを営んでいます。
 サイエンズ研究所は、人と社会の本来の姿を明らかにし、社会システムとしての実現方法を考案し、試験・検討を重ねて、各地の活動と提携しながら、これからの持続可能な社会モデルの実現を図っています。
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