“研鑽会” なぜ人間にとって必要か
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言葉とは
・人の発する音声のまとまりで、その社会に認められた意味を持っているもの。
・感情や思想が、音声または文字によって表現されたもの。
言葉は、なにかを抽象化した概念の表現
言葉は、そのものを伝えることはできない
言葉を聞いて、知っている言葉の意味として受け取っているとしたら、
受け取る内容は、知っている範囲を出ない
(言葉を聞いて、何を受け取っているか)
(言葉を使って、何を考えているか)
物象とは物の形ありさま
事象とは表面に現れた事柄
「あれはこういうもの」「ああしたからこうなった」等々、先ず自分が「あらわれたもの」を見て、そう捉えているという自覚。
そうすると、自分は「そのものを知らない」ということが分かる、自覚できる。
その人 ⇒ 精神面
その人 ⇒ 言う行為
その人 ⇒ やる行為
「あの人はこういう人」「あの人は○○だからこうした」等々、先ず自分がそう捉えているという自覚。
そうすると、自分は「その人を知らない」ということが分かる、自覚できる。
自分の中にある知識・経験を重く見る人は、「あらわれたもの」を捉えて、自分の知識・経験で解釈しがち
自分の知識・経験の範囲を出ない
「あらわれたもの」に触れて、自分は知らない「その人」を知ろうとしているかどうか
「その人そのもの」に重点・関心がいくには
人の自由 自分が自分を縛らない 自分が人を縛らない 人が自分を縛らない | 社会の自由 社会が社会を縛らない 社会が人を縛らない 人が社会を縛らない |
1.人と人の仲 2.人の実状は? 6.人の自由 | 3.人と社会の仲 4.社会や組織の実状は? 5.社会の自由 |
①
悪感情とは「思い通りにならない」ということを誰かのせいにする被害者意識などからくる「自分の気が済まない」「自分が気に入らない」等の不愉快な感情ではないか
・・・・・・・・不自由との関係
気に入っている時は仲良いが、気に入らないと不仲になる
(非常識や反道徳的と見て抱く悪感情も、自分が気に入らないから・・・)
②
自分の気が済むようにさせたいと(できないことを)思う不自由
自分の気が済むようにさせたいと思う人がいることによって、こうむる不自由
人の不自由
こうあるべきだ (自分を縛る)
して当然、してもらって当然 (人を縛る)
③
社会のあり方、人のあり方を設けて、それに沿うようにする、外れないようにする
好き勝手、無責任には、させないようにする
決めたこと約束ごとを守らせる
○○しなければよいのか、○○すればよいのか
悪い行為をせず、良い行為をするのが、良い人なのか、良い社会なのか
④
社会はこうあるべきだとすることによる 社会自体の不自由
社会はこうあるべきだとすることによって 人がこうむる不自由
社会や組織はこうあるべきだ (社会を縛る)
社会の決まりや方針で規制する (人を縛る)
「人が縛る社会」が人を縛る
⑤
社会が誰かのために何かしなければならないということがない
社会は誰にも何もしなくてよい、社会そのものが楽で自由
そういう社会では、社会に依存する人はいない
(権利を主張するという意識も生まれない)
社会・・・万人に開放された広場
⑥
しなければならない、してはいけない、して当然だ、やらせようとする、やめさせようとする、等々、縛る観念からの解放
しかし、そう思おうとか、そうしないでおこうとか、自分に言い聞かせたり、あり方を掲げて唱えたりしても、解放されない
自分の中にある縛る観念を直視し、自覚して、どのようになっているか、観念の実情を調べて、先ず現状の自分を知ることから・・・