8 天動説的な意識からの脱却
第一章 人間の考え 8 天動説的な意識からの脱却
部屋が汚れているように見えると、「部屋が汚れている」と、自分が見たことを事実だとする。これは、太陽が動いているように見えると、「太陽が動いている」と、自分が見たことを事実だとするのと同様、天動説的な意識だと思います。
部屋が汚れているように見えると、「部屋が汚れている」と、自分が見たことを事実だとする。これは、太陽が動いているように見えると、「太陽が動いている」と、自分が見たことを事実だとするのと同様、天動説的な意識だと思います。
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ここで言う「天動説的な意識」とは、自分が見たことを事実だとしている意識のことです。
部屋が汚れているように「私には見える」
太陽が動いているように「私には見える」
これが、「人間の考えであるとの自覚」の第一歩。これが、人間としての必須要素だと思います。
・・・・・
「人間の考えであるとの自覚」があると、これが正しいとか、これが事実だと、断定できるものでなく、また異なる考えや行為の人を裁くこともできないと思います。
・・・・・
誰のどんな意見・考え・行為も、そのまま受け入れ、互いを尊重し合い、それぞれの「捉えたものであるとの自覚」の元に、「なぜだろう?」「どうなっているのだろう?」と検討し合おうとする。これが「サイエンズ」の始まりなのです。
『SCIENZ 5号 サイエンズ入門』より抜粋
ここで言う「天動説的な意識」とは、自分が見たことを事実だとしている意識のことです。
部屋が汚れているように「私には見える」
太陽が動いているように「私には見える」
これが、「人間の考えであるとの自覚」の第一歩。これが、人間としての必須要素だと思います。
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「人間の考えであるとの自覚」があると、これが正しいとか、これが事実だと、断定できるものでなく、また異なる考えや行為の人を裁くこともできないと思います。
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誰のどんな意見・考え・行為も、そのまま受け入れ、互いを尊重し合い、それぞれの「捉えたものであるとの自覚」の元に、「なぜだろう?」「どうなっているのだろう?」と検討し合おうとする。これが「サイエンズ」の始まりなのです。
『SCIENZ 5号 サイエンズ入門』より抜粋
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