他人の集まり

・・・ちょっと唐突だけど、
組織にしたって、いろいろな活動にしたって、他人が集まってもねぇ、
不安定で、アブナイもんやわ。
他人が寄って、一緒に何かやるには、理由が要る・・・
一緒にやったらエエことあるとか、得するとか、儲かるとか、楽しいとか、良い事だからの信心からとか・・・
・・・そういうもの無かったら一緒にやらない、有るから一緒にやる。
これが、いつ離れるか分からない不安定さ、アブナイ、モロイ。
何かやるために一緒にやる。何かメリットがあるから一緒にやる。
メリット無ければ、一緒にやる意味がない。「当たり前でしょ?」これが今の常識。

仕事でも活動でも、やること先だしで、その為に仲良くしようなんて努力してる。
その仕事や活動やらんかったら、あえて仲良くする必要ないんだよね。
そういう他人の集まり、何十年続けたって、本当の人間社会できない。
事と次第によって、くっついたり、もの別れしたり・・・。
他人が当たり前になってる今の世の中、疑い争い不安定になるの決まってる。
他人の集まりのまま、いくら平和を願ったってネ。すぐ、けんかする。

順序が逆なんだよね。何かやるために夫婦・家族になる訳じゃないよね。
「先ず共に」これがベースなんだ。それから、何しよか・・・。
先ず、人と人の決して崩れない間柄があってね。そこからのスタート。
夫婦・親子・家族っていうのは、そういうものでしょ。
疑いも争いもない社会を願うなら、その出発ができなければ絶対ムリと思うヨ。
肝心なのは、この全然逆方向の絶対線からの出発かな。
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