悪感情とか 嫌悪感とか

悪感情や嫌悪感というものは、特定の人に対して湧くものだろう。
悪感情や嫌悪感の理由として、相手の人の欠点や間違い等をあげる。
しかし、同じような欠点や間違いがあっても、相手によって悪感情や嫌悪感が湧かない場合もある。(吾が子なら憎んだり嫌ったりしない)
悪感情や嫌悪感の理由を、その人の欠点や間違い等としているが、
実はそうではないと思う。
自分の中から湧いた悪感情や嫌悪感に対して、その人の欠点や間違い等をあげるのは、湧いたあとの理由付けのような気がする。
では、人に対する悪感情や嫌悪感の原因・理由は何か。
・・・

そこへの突込みが、ホント甘いというか、浅いんだよネ。
けんか・争いの理由として、相手の欠点や間違いを指摘したがるけど、
けんか・争いの理由は、そんなところにはない。
けんか・争いは、悪感情や嫌悪感の現われだと思うけど、その原因・理由を取り違いえているから、いつまでも人と仲良くなれないし、人類間の紛争が絶えない。

その原因は、「人と人との間柄というものを知らない」からだと思う。
知らないことはないと思うが、忘れちゃったとか、見失ってるとか・・・。
(とても簡単なことだけど、知らないということを知らない=自覚がない)
悪感情や嫌悪感が湧く人は、一部の人としか「仲良く」なれない。
その一部の人との「仲良く」も、ホントではなくてね。
何かあると、悪感情や嫌悪感に変貌する「かりそめの仲良く」だね。

目的や目標を一つにして強い願いや気持ちで共にやろうとしても・・・。
「かりそめ」のままでは、どこまで行っても、何をやっても、「かりそめ」は「かりそめ」。いつなんどき変貌するやら・・・?。
人と人との繋がりを知らないということを知らない。先ず、そこから。
知ったらどうなるか。それは、知ってからのこと。知るにつれて・・・。
人 間 観 | - | -