研究所サロンに参加して Ⅳ

 「教える」という話のとき、「自分で自分に教える」ということも出ていた。「自分はダメだと自分に教える」「自分は劣っていると自分に教える」とか。

 自分で自分に教えているのなら、自分で(教えるのを)止めたらいいだけだと思った。そしたら、例えば劣等感というのも消えていく。

 僕がそんな話を出したら、佐藤さんが「<自分をみる>ということがある」みたいなことを言った(ように聞いた)。

 順序があるなと思った。「自分で自分に教えている」自分がみれなかったら、教えるのを自分で止めることはできない。「自分で自分に教えている」自分がみえたら(気付けたら)、教えるのを自分で止めることができる。「自分で自分に教える」自分から開放される。劣等感からも開放される。原理的には簡単だ。

 でも<自分をみる>がなければ・・・
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