5.最後に

ここまで幸福な社会のモデルとして、幸福社会実現システムが機能している社会を考えてきました。社会システムとしては、もっといろいろ考えられると思います。ただし考案された社会システムが実際に機能するかどうかが問題で、具体的に考案、検討し、実験してみて、その結果を考察し、さらに検討することを繰り返しながらやっていく必要があるでしょう。また社会的なテーマであり社会実験を伴いますので、幸福を願う多くの人たちの協力がなければ、研究はできないと思います。人間社会科学研究所の実質が、人々の協力が得られ、様々な分野の研究者が連携し、人間幸福についての検討資料として広く世界に紹介できる研究ができる場になることを切に望みます。
幸福社会実現のための社会モデル | - | -