1.幸福社会実現のための社会モデルについて

事業活動について勉強しているときに経営の本に書かれてあったのですが、事業を成功させるポイントは、事業計画や事業モデルをいかに組み立てるかにある、ということが印象に残りました。事業ですから、儲けるためのものではあるのですが、いかに熱意を持って商品を売って儲けるかということだけでなく、儲かるための方式の考案であり、そういう方式が考案できれば、つまり儲かる方式、システムを有する事業自体が商品化できるという内容です。そのシステムを採用すれば、誰でもどこでも簡単に儲けることができる訳です。まあフランチャイズ方式みたいなものですね。しかしどこでも誰でも簡単にということは、かなり精巧なシステムでなければならず、そのシステムを考案するにはかなりの研究や調査、投資も必要でしょう。それができるかどうかが事業成功の鍵を握っているということです。うまいハンバーガーを作れる人はたくさんいるけど、マクドナルドのような事業システムを考案し世界中で展開できるかどうかとなると、まったく別問題ですね。
さてモデルということで、少しこじつけのようですが、幸福社会モデルについて考えてみると、自分の今までのイメージでは、そこに住む人々が純粋に幸せを願って暮らしている社会という感じで、そういう社会モデルがあれば、人々がそれを見たり感じたりしながら、社会全体が幸福な方向へ向いていくのだろうと思っていました。そういう面は確かにあると思います。しかしどうしてそう言えるのか、本当にそう思ってやっていたらなるのかと問われると、なんとなくそう思うが曖昧である自分に気づきました。そこで、そこからもう少し具体的に考えを進めてみると、人々が幸せに暮らす社会のモデル化というのは、幸福社会実現システムが機能している社会を考案するということではないかと思うのです。誰でも簡単に幸福になることができる、そういう社会システムについて研究し考案できれば、それこそ大儲け(世界平和の実現)できるのではないでしょうか。
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