11月度研修生コースをやってみて

2回目の研修生コース開催された。
今回は、社会化活動につながっていくための「研修生コース」というところを意識して臨んだ。

「自分を知るためのコースでやってきた内容と、日常の暮らしや仕事が、どうもつながらない」
「コースの内容は大事だとは思うけど、段々薄らいで、日々を回すのに精一杯」
そんな声を聴く中で、合宿研でやられている内容が、日常の仕事や暮らしのベースになっていくところが今の大事な課題だと思っている。

研修生コース目的:基本を身に付ける
・自分の感覚であることの自覚
・自分の中に起る回路を観察、調べていく
ということだが、ここを地道に繰り返しやっていく。
そして、今回は、これと、職場解放区との関連という視点を絶えず織り込んでやってみた。

自覚がないということは、どういうことを周囲に及ぼしているか?
自覚があることで、何が齎されていくか?
この辺を実際に仕事や暮らしをしながら、朝晩の検討会で検討していくことで、自覚の有無が、職場解放区になるのか、はたまた束縛区になるのかということに、直に繋がってくることがくっきりと見えてくる。

「自覚してなかった」、「事実化していた」・・・と、そんな個人レベルのことに止まることではなく、自覚のないことから、自分も固定化し、周囲を縛り、様々な波紋を撒き散らしていることが、段々に見えてくる。

逆に、自覚が生まれることから、自分が解放され、その場が話し合える空気になり、責めも、義務もない世界が生まれてくるのが、垣間見えてきたり・・・。
この革命が、どのように展開されていくのかの雛形が、少しずつ描けてくるようだ。
自分を知るための研修生コースについて | - | -