研修生コースやってみて

自分を知るためのベーシックコース 研修生コースを1週間やってみた。
やってみてをメモ。

〇目的:基本を身に付ける
・自分の感覚であることの自覚
・自分の中に起る回路を観察、調べていく

朝約1時間と、夜二時間強の検討会と、検討会後に一日を振り返り、研修生レポートをブログに書く。
暮らし・仕事を、自分を知るための仕事・暮らしとして、意識してやってみる。その中で自分を観察する。
それを検討会で出して、検討、やりどころを確認して、またやってみる。
その繰り返し。
この暮らしのサイクルは、思っていた以上に、目的を実現するのに機能するのでは?という手ごたえがあった。

仕事や暮らしの中で、どこをポイントにしてやっていくかを確認して出発できることで、漫然とした暮らしから、意識して観察しようとするやりどころが見えてくる。
しかし、そのポイントとしているところが、実はなかなか焦点が合っていないということも、研修期間の後半に見えてきたのだが、それも、そこをやろうとしてやってみて、そこを検討していくことで、段々に焦点が合っていたということではないかと思う。やらなかったら見えない、分からない。やっているつもりの自分が、実は、全然焦点がずれている実態が研修していく中で明確になっていった感じ。

自分を知るためのコースや、日常化レッスンを経て、自覚や自分の回路を観察しようという意欲の人達が、研修生としての暮らしをしながら、検討していく効果も大きい。検討会以外の時間でも、日常の会話の話題が研修の内容に自然となっていくような気風が流れる。
また、検討会の中でも、それぞれの取り組みが、他の人にも刺激・ヒントになり、気づきのキッカケにもなっていく。
それぞれ自分の課題に取り組んでいくのだが、響き合うという要素は大きい。
内観コース開催中ということもあり、そういう空気も感じられる。(研修生が午前中など内観している場合もあるし)

研修に専念できる環境(研修会場、食事・風呂など用意されている)も大きい。

やってみて、かなり濃密な研修のプログラムになる可能性のあるコースではないかと思った。
やり続けて、このコースの持ち味を、探ってみたいと思っている。

今後の課題
事前の参加者の目的確認
各自の取り組む焦点の明確化。
焦点が明確になるための方法、やりどころの研究。
自分を知るための研修生コースについて | - | -