内観法について Ⅳ

 「内観法について」と言っても、自分の内観法にかかわる極わずかな体験からの今の自分なりの捉え方に過ぎない。

 内観法を実際に身に付ける場として全国?各地に内観道場や内観研修所がいくつかあるようで日本以外にも伝わっているらしい。学問的にも取り上げられ精神医学や心理学・精神療法等の分野で研究対象にされたり、また精神療法や犯罪者の社会復帰のための更生法としても採用されているとのことだ。

 内観法についてのそのような研究・実践の広がりについてほとんど知識のない自分だが、自分の内観法にかかわる体験の中で自分の生き方に触れるものを感じ、そこを踏まえてというより、その自分の生き方に触れる部分そのものを探ってみたいという思いがある。

 今自分の捉えているものが実際の内観法そのものではないという自覚のもとに、自分の生き方に触れる内観法の実際に迫っていくこと、そのことが自分の生き方の見直しになっているように思う。
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