心の健康メモ1

体に健康な状態というのがあるように、心にも健康な状態というのがあると思う。心を健康に保つ方法について考えてみたい。

心というものは、様々なものに反応する。反応しないではいられない。
人間の思いや考えが膨らんで行くのは、心の勝って気ままな反応に捕らわれているからではないか。
心の反応を認識しないでいると、心が反応して捉えた内容を事実のように思い違いして、その上に反応を繰り返し積み重ねていく。これが妄想の原因で不安に発展する。不安な心は健康と言えない。

ではどうしたら心を健康に保つことができるか。
1.自分の心の反応に気づく。心の反応をとらえて、自分は今こう思っているのだな、こう考えているのだなと自覚し、それは心の反応であることを知る。
2.さらに心は何に反応したのか、その事実はどうなのだろう?本当はどうなのだろう?と目をむけること。
「自分は今こう思っているな、で事実はどうなのかな?」
とても簡単な方法だけど、これを日常の暮らしの中で、丁寧に自分に向かい合いながら生きることで、心はいろいろ反応しても、それには捕らわれない。心は事実、本当対して反応するようになる。
妄想に捕らわれないで、真理に即応した心の状態こそ心の健康と言えるのではないか。
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