内観の一コマ①

ある人が、配偶者に対する自分を調べていると、自分がやったことや自分の感情の記憶ははっきりあるけど、一緒に暮らしていたはずの配偶者の姿や、その人がやっていたことが、ほとんど思い出せない・・・という。

自分があまりにも大きくて、相手がない、相手がいない。
「自分」「自分が」「自分だけが」・・・という世界なのだろうか。

実際の世界には、相手はいたはず。でも、自分の世界には相手はいない。
実際を調べることで、新たに、世界を再構成し直すこと。
そういうことで、より実際の世界に近い認識になっていくのだろう。
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