【 土曜 研究会 】

※ 「思い」と「感情」
だいたい普段は、思ったこと(考え)を言うけどね。
それより先に、まず「感情」がある。
その感情を正当化するような思い(考え)を言うことが多い。
「冷たくて美味しい」 「ぬるくて不味い」 なんかも、
「冷たくて・・・」 「ぬるくて・・・」 は、後付けの考えだよね。

※ 対人感情
人をほめる場合も、批判する場合も、まず、自分の感情があるでしょ。
その感情が一番肝心、重大問題。
人のこと言う場合。自分の感情の元をもっともらしく、理由づけ、正当化。
聞く方もそれを聞いて、その人の思い(考え)を受け取ろうとする。
自分の感情を観ていない。聞く方も、その人の感情を観ていない。
発言や考えの内容よりも、その人のその時の【対人感情】は・・・?

子どもなら、理屈やしつけより、親の対人感情が移植・投影される。
社会気風というのも、そこの人たちの対人感情が空気を作っている
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人間社会での問題は、すべてが、人と人との間の問題。
自然災害や突発事故も重大問題だけど、それに対する人の関わり方で更なる問題に・・・。
個人間の痴話げんかも、国家間紛争も、みな人と人との仲が良くないだけ。
そこに焦点を当てずに、事柄を問題にしていることが多い。

人と人との問題、即ち、不仲、仲たがい、争い。
動物の闘争は、食糧や縄張りやメスの取り合いくらいだろうか?
人間の争いは、精神面・心理的なもの。(動物の争いとは異質)

「責める」と「攻める」の語源は同じらしい。
攻め合い・・・物理的な戦い
責め合い・・・精神的な争い(人間だけだろう)

「責める」とは、どういうことか。
間違いや害を及ぼしたら、なぜ「責める」のか?
「責める」必要があるのか? 「責める」と良くなるのか?
人の世の問題=心理的問題=人と人の不仲=責める責められる。

ここからが、人間社会の秘鍵かな。。。
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社会活動に熱心な人が、各地から訪れるようになった。
いろんな人、いろんな団体、いろんな活動、繋がりの輪を広げようとしている。
そうすれば、今までにない新しい動きが生まれる・・・とのこと。
確かに、そうかもしれない。
でも、なんとなく、淡い期待を追ってるだけのような気がするね。
「今までにない新しい・・・」って、それで、何か価値あるのかな?
いつまでも新しくはない。一時的なもの。その時だけのこと。

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「アズワンコミュニティ」についても、「他にはない・今までになかった・目新しい・うまくやっている・・・」等々に着目して訪れる人が多い。
でも、本題は・・・?
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人間の本質、社会の本質を探究して、それに適った人間生活、社会組織を・・・。
(過去との比較・他との比較でないもの)
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※ 人間には、本来、もともと、争いたい、仲悪くなりたい人はいない。
※ この世には、本来、もともと、どこにも隔ても境界もない。

これに、共鳴する人は多い。
では、これに適った暮らしや社会を指向しているか、どうか。

私の(あなたの)衣・食・住、物、金、家族、気持ち、考え、好み・・・、隔ても境界もなく、任し合い、譲り合い、自由自在の人間生活、社会組織を・・・。
まずは、そこに立てる人・そこをやれる人によって。
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