【 土曜 研究会 】

「人間の考えであるとの自覚」の研究と解明によって、約8年前から「自覚」についてのアプローチの仕方も進化してきた。
それによって、「自覚のない自分の状態」が続々と見出されて、見出されたら、「自覚」についての自発的な欲求が生じて、自ら進んで行く。

隔てや囲いのない「一つの世界」を頭で理解しても、「一つではない人(自分)の内面の状態 ・ 組織の状態 ・ 社会の状態」については、漠然とそう思う程度で、焦点が当たるところまで行っていない。
このことは、「一つであるという人(自分)の内面の状態 ・ 組織の状態 ・ 社会の状態」が、まだまだ鮮明じゃないからだろう。
「一つであるという状態」が明らかでないまま、いくら「隔てや囲いのない状態」を目指しても、現状の改良程度で、「一つ」を指向しているとは言えない。
つまり、日常の実際の中で、「一つでない状態」が目立つぐらいに、見出されるというところまで核心をついていない。見出されたら、自ずから「一つ」を指向して、「一つではない要素」を取り除いて進んで行くだろう。

サイエンズでいう「本質的」とは、「内面の状態」のことだから、「人(自分)の内面の状態 ・ 組織の内面の状態 ・ 社会の内面の状態」に焦点が当たるように・・・の研究が、これからの課題だね。
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