経営=その人に適った場を

要点は、「その人が自由に意志通りに行動して、不調和・不都合が生じるのは、その人に適った場ではない」ということになるかな。

従来の会社経営では、会社や仕事に合わせることが大前提で、それに沿って行動するのが殆どかと思う。そのために、上下関係や主従関係、指示や命令、義務や責任を必要としているのだろう。

「その人の意志通り」というのは、外からの抑制が要らないということ。
これは「人を尊重する社会」「人をベースにした社会」では最低限のこと。

アズワンカンパニー・おふくろさん弁当では、その人が仕事を途中でやめるのも、休みたい時に休むのも、その人の意志次第。こういうことがあっても、仕事が遅れたりストップするだけで、大したことではない。
  (巷の会社では、これさえも大問題にされ、ままにならないようだけど・・・。)
それよりも何よりも、経営を知らない人が経営に関わる決済をしたり、人を世話したことない人が人を雇い入れたりしている。
(自分を知らない)人の不調和が職場の不都合を来たすんだよね。

その人が意志通りに行動できる場を・・・。
これが、この社会の経営の要かと思う。
それと、自分を知り自分に適した生き方のできる人に育つための仕組み
                 (これは特に重要だけど別項にて)
現状では、自分を見失っていて、努力や責任感を良いことのようにして自分の身に合わないことをやろうとする人も多いから、その人が意志通りに行動して調和し合えるような個々に適した場が大切だと思う。

自分を知り、人として成長し・深まり、自然体で身に合った行動ができる「悠々自適=調和・保ち合い」の人が増えるにつれて、この経営にも拍車がかかるよね。

遠回りで難事に見えるかもしれないけど、管理や統制の要らない社会は夢物語ではないということを実証していきたいもの。
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